【ブラック求人の事例 つぶやきを募集】―― 2016年10月31日まで、連合が呼びかけ

2016年10月13日

求人案内と実際に働いた時の賃金や待遇が違う「ブラック求人」や「虚偽求人」のトラブルについて、労働組合の中央組織の連合が、実際に経験したブラック求人などの事例をツイッターでつぶやくよう呼びかけています。
「#ブラック求人あるある」をつけてつぶやけば、連合がそれらを集めるそうです。
実際より好条件の求人案内で働き手を引き寄せる企業への罰則強化を職業安定法に盛り込むことなどを念頭に、厚生労働省の労働政策審議会(労政審)で議論が始まったことから、集めた事例を労政審で示す予定です。

ほんとにあった怖いブラック求人(日本労働組合総連合会:連合ホームページ)

このニュースはソーシャルハートフルユニオンでも取り上げました。
2016.06.04ニュース 虚偽求人に罰則 厚労省検討会報告書

ユニオンからコメント

ハローワークの求人と実際の仕事内容が違うといったトラブルの事例を、連合がツイッターで集め、結果を労政審での審議に活用していこうとする取り組みです。

障害者雇用促進法(改正)における合理的配慮の具体例を話し合った労政審では、はたらく障害者(当事者)からの意見はほとんど取り上げられることがありませんでした。
今回の取り組みが、現場の実態を労政審に届けることができるものになることを願います。

虚偽求人はユニオンに寄せられる相談件数が多いトラブルです。
実際に、就職してみたら話しが違ったという障害者は多いはずです。そのような声を届けるチャンスですから積極的に活用してみてください。

出典元:日本労働組合総連合会